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2012年12月 9日 (日)

「雷おこし」と「かわすみひろし」

  1

前回の続き。

「週刊和綴じ」というのは馬鹿馬鹿しいアイデアだったけど、
ようは、読者にも集める楽しさ、本を作る楽しさみたいなものがなければ、
雑誌を買おうなんて気にはならないんじゃないか、と思ったのである。
デアゴスティーニ的な意味で。

模型や名作DVDを毎週少しずつ集めるというのは、焦らしのテクニックで、
男の欲望をかきたてるものがある。

それに、単行本は雑誌形態より小さい判型になるので、
気に入った作品だと、元の大きさで読みたいと思うこともしばしばある。

そういえば、小学生の時だと思うけど、コロコロコミックを解体して、
連載中だった「ドラえもん~のび太の恐竜」を少しずつ集め、
自分専用の単行本を作ったのを思い出した。

結局、ちゃんとした単行本が出たときに買って、自分で綴じたのは捨ててしまったけど、
あの時の自分だけの本を作るワクワク感は、いいものだった。

本を作るのは楽しい。
学生時代に友達が詩集を作るというので、イラストを何枚か描いた。
二十歳の頃の絵だけど、こんなやつ。
1989年の書き込みがある。

Ui

出来上がった本はチープなつくりだったけど、うれしかったな。

彼はその後も製本技術を向上させながら、次々本を作り続け、
製本マニアの域に達するかと思えた。
コピー本だけど、表紙は自己流にハードカバーで、
立派なものだった。
それを文芸部やら、学部の知己に配り歩いていた。

これもまた、立派な青春である。

あの頃はワープロ打ちだったけど、今ならもっと楽に作れたんじゃないかな。
でも、あのハンドメイド感覚は、パソコンじゃ出せないかもしれない。

自分も本作りには憧れがあって、
二十代の頃は自分の書いた漫画のネームを和綴じにして何冊も本にしてた。
もちろん、編集部に持っていったら、
「やめてください。コピーできないです」
と拒否られたけど。

ことほど左様に、本を作るのは楽しい。

電子化の流れとは逆行するけど、青空文庫の作品を、
印刷して製本したい欲求を、自分はときどき感じる。
現行のプリンターでは、紙の厚みの問題やらで、
市販の本ほどきれいな製本は出来ないかもしれないけど、
プリンターサイズで製本までやってくれるマシンがあれば、
ちょっと欲しいかもしれない。

  2

電子化の流れといえば、
今、アマゾンのKindleストアで「大使閣下」一巻他、いくつかの講談社漫画の
99円フェアやってます。
安いです。Kindleをお持ちの方、購入のご予定がある方は是非。
あと5日くらいやってるはずです。
(フェアは終了。引き続き販売中です)

Kindleは書籍用タブレットとしては大本命だと思います。
これが成功するかどうかで日本国内の電子書籍普及の今後を占うことが出来る。

自分のような、本に埋もれているのが快感とか言う変人でないなら、
大量の本をサーバー上で保管してもらえるシステムというのは、
究極の読書スタイルかと思われます。

(閑話休題)

えーと、タイトルで「雷おこし」と「かわすみひろし」という
ダジャレ混じりなのをつけてしまったのだけど、
雷おこしというと、名古屋時代に1年ほど印刷屋さんでアルバイトをしたことがあって、
そこに東京土産で雷おこしを持っていったらえらく喜ばれたことがあった。

中小程度の印刷所なのだけど、名古屋にはほれ、トヨタがありますので、
その関係のオフセット印刷をいくつか引き受けていたわけです。

小学校の文集や、折込広告なんかもガンガン印刷したけど、
なにせバブル期の話で、えらい給料が良かった記憶があります。
輪転機について作業してたら社長さんにポンポン肩を叩かれ、
「はい、ボーナス」
と紙袋を渡され、四万円入っていたことがあります。

今じゃ考えられない。

その仕事場はとても感じのいいところで、
自分が東京に遊びに行って、浅草名物「雷おこし」をお土産に持って行ったところ、
「私、雷おこしが大好きなんですよ!」
と責任者の方はじめ皆さんにえらく喜ばれた記憶があります。
その喜び方も、大人のリップサービスめいたものじゃなく、
「ひゃっほー!」
って感じだったので、たぶん本気で好きだったんじゃないかな。

おいしいもんな、雷おこし。

まあ、これも製本にまつわる楽しい思い出ということで。

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