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2013年3月12日 (火)

桜の枝を愛でる季節

昨日、皇居のお堀端を歩いていて、
まだ咲いていない桜の並木を見ていたのだけど、
3月の中頃ともなると、ソメイヨシノの開花もすぐなので、
心なしか、黒々とした幹にも桜の花が詰まっているような気がする。

桜は、花もきれいだけれど、自分は枝ぶりを見ているのも楽しく、
絵師が筆でぐいぐい線を引くのを想像しながら、枝を眺めていると、
「この桜は男らしいな」とか、
「こっちはやさしいな」とか、
いろいろな表情が読み取れるようで、気分はすっかりご隠居である。

九段坂のあたりで武道館の屋根を眺めながら、
爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」を思い出す。
あれは、切々と男心に染み入る曲だな、
振られ男の嘆き節なんだけど、ひとつひとつのフレーズが妙にリアルだよな、
なんてことをぼんやり考える。

80年代の終わりごろにヒットした曲で、
CМか何かに使われたのか、頭にしっかり残ってる。
有名な話なので今さら書くことでもないかもしれないけど、
「大きな玉ねぎ」とは武道館の屋根のてっぺんの金色の球のことで、
その下でペンフレンドの女の子と初めてライブを観に行く約束が、
彼女はアンコールになっても現れなかった、と言う歌詞である。

情けない男の失恋話なのだけど、それがなんでまたああも壮大な曲になってしまうのか、
しかも、なんでああも名曲になってしまうのかと、
考え始めると、いろいろ止まらなくなる。

千鳥ヶ淵のお堀端で、老夫婦と並んで桜並木の縁起を読む。
もともとは明治時代に英国大使館の前に植えられた桜並木が、
どんどん伸びで、都内有数の桜の名所になったらしい。

都内には桜の名所がやたらと多い。
自分の住む町も、そういう名所とは違うのだけど、
それでも春になるとそこら中が桜まみれになる。

東京暮らしが長くなるにつれ、毎年の桜がどんどん楽しみになっていたりする。

P1040471

お堀端を歩いていて、カメラを構えるのもなんか野暮な気がして、
見るだけにしてしまった。
写真はいつだか有楽町の改札で見つけた信楽たぬき。

ジオラマとしては統一感がなさ過ぎてイマイチである。

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