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2013年4月19日 (金)

名古屋ローカル

 1

名古屋のローカルの番組で、「天才クイズ」というのがあった。
小学生の子供たちがボーイズチームとガールズチームに分かれて、
○か×かでクイズに答えていく。

「アメリカの首都はニューヨークである。○か×か!」

舞台中央の博士の人形(上半身のみで、でかい)が出題する。
子供たちは両手に持った○の帽子か×の帽子かのどちらかをかぶる。

「答えはっ!ノーーーーーーーーっ!」

博士が高らかに判定を下し、間違えた子供たちはその場に座ったのだと思う。
「アメリカ横断ウルトラクイズ」の子供版……というか歴史的にはこっちの方が先だ。

確かCBC放送でチャンネルは5チャンネル。土曜日の五時半に三十分の番組だった。

01

小学校の低学年の頃は、この番組や「マゴベエ探偵団」なんかは見ていたと思うけど、
裏番組がアニメの「ザンボット3」だったり「ダイターン3」だったりしたので、
自然と見なくなっていった。

そんな小学校4年生の時、クラスの男子が回答者として出演するというので、
担任の美人先生とクラスの何人かで応援に行くことになった。
公開収録というやつだ。

美人先生というのは、新任一年目の澤先生で、本当に美人だった。
自分のイメージする美人のイメージは、半分くらいこの先生じゃないかと思う。

自分は友達の応援というよりは、美人先生と課外授業だ!やったー!って感じで、
すっかりご機嫌であった。

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友達は番組開始早々に脱落した。

04

番組収録後、ステージの近くまでみんなで降りていって、
その友達を慰労したのだけど、
その時、テレビのセットをかなりまじかで見て、
博士の人形の巨大さにちょっとびっくりした。
収録後なので、静止したままウンともスンとも言わないのも不気味だと思った。
中に人間が入って動かしていたわけで、当然そうなる。

収録現場を直接見てしまうと、やっぱり愛着が湧いてくるので、
それから一年くらいはこの番組をもう一度観るようになった。
おかげで、自分は裏番組の「機動戦士ガンダム」をリアルタイムで見ていない。

以上が小学校四年生の終わり頃の話で、それから何年か時間が飛ぶ。

高校生の時に運動会の準備で巨大な張りぼてを作ったのだけど、
なんつーか、木材で骨組みを作って、表面を新聞紙で重ね貼りしたんだと思う。
全高2.5メートルくらいの鬼太郎で、バレーボールの目玉の親父を肩に乗っけた。
夜遅くまで残って、内部でさだまさしファンの近藤君と
「恋愛症候群 -その発病及び傾向と対策に関する一考察-」
を歌いながら作業していた記憶がある。……よくこんな早口言葉みたいな曲を歌えたな。

で、その巨大鬼太郎が名古屋の人なら大体知ってる「天才クイズ」の博士っぽいよね、
という話になったとき、クラスの男子で寡黙な優男がいたのだけど、その子が、
「あの人形の中、うちの親父」
と言い出して、クラス中が「えーーーー!」と大騒ぎになった。
発言した本人が、クラスの反応にびびっていた。

自分は目の前で彼の親父さんが博士の頭をクルクル回し、口をパクパクさせていたのを、
実際に見ていたわけで、なんか、世間て狭いよなと妙な感慨にふけった。
いや、実際名古屋って小さいんだけどさ。

「天才クイズ」はその後も放送は続いていて、
21世紀の初頭までは同じチャンネルの同じ時間にやっていたようだ。
名古屋ローカルの番組というのは、中京テレビの「お笑いマンガ道場」とか
NHK名古屋の「中学生日記」とか、
全国区で有名なのもあるけど、「天才クイズ」は中部圏の人しか知らないかもしれない。


 2

「中学生日記」といえば、クラスの女の子が出演したことがある。
中学生日記だから中学生の頃の話だ。
突然、テレビに出るよとクラスで発表して、
それまで彼女がそんな裏稼業をやっているとは知らなかったので、驚いた。

この女の子は新体操部で、ピンクのレオタードを着ていたように思う。

当時、部活の時間になると体育館の半分を卓球部が占拠し、
残りの半分を剣道部と新体操部が使っていた。
剣道部が「わーーー!」って感じで打ち込み稽古をした後、
その同じ場所でピンクのレオタード軍団がボールを持って踊りを始める。
自分たち剣道部は面をつけたまま、彼女たちが踊るのをじーーーーっと見ていた。
普段セーラー服を着ているクラスの女の子が、きわどい恰好できわどいポーズを取るのは、
そりゃあ、ドキドキものなわけで、見るなという方が難しい。
面がね越しだからわからないだろうと思っていたけれど、
後で聞いたらしっかりバレていたらしい。

この新体操部はやたらかわいい女の子が多かったのだけど、そのうちの一人が、
「中学生日記」に出演するのだという。
「そんなもん、見ねぇよ」
なんて興味のないふりをする男子が多かったけれど、たぶんみんな見たはず。
自分もしっかりテレビで観てる。

彼女はその番組のその回の主役であった。
親との関係が微妙にこじれる、みたいな話だったと思う。
けれどそんなことより、ドラマの中で突然自分の中学校の体育館が現れ、
彼女がうちの中学の体操服を着て平均台に登るシーンが挿入されたことに驚いた。

クラスの女子がテレビでヒロインやってるってのも、ずいぶん不思議な感じだったけれど、
自分が日常的に見ていた風景がブラウン管に映し出されるというのは、
かなり奇妙な感覚だった。

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放送後も、彼女は別に女優ぶるふうもなく、普通に女子生徒を続けていたので、
なんだか自分がテレビで彼女を観たのが夢か何かだったのかという感じがした。

以上、名古屋ローカルのテレビのお話でした。

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古い写真を漁ってみたけど、名古屋駅のナナちゃん人形。
名古屋駅で待ち合わせというと、
「じゃあナナちゃんの下ね」
という感じでよく利用していた。

ちなみに、名鉄セブンの前だからナナちゃんて名前だったはず。

P1010743_2

毎度、いろんなコスプレをして名古屋人の目を楽しませる。
中日ドラゴンズが優勝すると、中日のユニフォームを着てくれるし、
夏は浴衣や水着、クリスマスはサンタのコスチュームである。

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で、定番の味噌カツ定食。
名古屋にいるときはほとんど食べなかったのに、
たまに寄ると寿がきやとか味噌カツとか、
名古屋っぽいものが無性に食べたくなる。
東京生活で失われた名古屋人のアイデンティティーを取り戻すためかもしれない。

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