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2013年9月 8日 (日)

東京オリンピック

2020年オリンピックが東京に決まりました。
自分はついさっきまで早朝の民放番組を観ていたのですが、
決定の瞬間は、やっぱりうれしいものですね。
思わず手を叩いてしまった。

ところで幻の名古屋オリンピックを御存知でしょうか。

1988年のオリンピック開催を名古屋は韓国のソウルと争ったのですが、
1981年のIOC総会で負けてしまった、それで幻の名古屋オリンピックなわけです。
なにせ、当時地元では名古屋開催がほぼ確実と言うムードで、
競技場の用地などもあらかた目星がつけられ、
実家の近所の平和公園が活用されるという話でした。
あと、青少年公園(名古屋じゃないけど)も使われると聞いたように思います。

だから、名古屋が落選したときは「信じられない」という空気で、
自分も中学生くらいだったと思うけど、がっかりしたのを覚えています。
名古屋人はこの時の悔しさをずっと引きずっていまして、
この悔しさが、のちの愛知万博への異常な情熱へとつながったとも、聞いています。
会場はまんま青少年公園でしたし。

だから、東京決定の瞬間と言うのは、自分は本当にうれしかったですし、
場所は名古屋じゃないですけど、いいオリンピックになることを心から願ってしまうのです。

さて、毎度ふらふらと筆の進むままに雑文を書いているのですが、
上で出てきた平和公園について、ちょっと触れておきます。
名古屋の平和公園と言ってそれをイメージできるのは地元民だけかもしれません。
東京で言えば青山墓地とかと同じで、ひたすらいろんな宗派のお墓が続いている一帯です。
オリンピック誘致の時はうちの父も存命だったのですが、
亡くなってからこちらにお墓を作っておりますので、
僕にはすっかり馴染の場所だったりします。

名古屋の東側の、かなり広大な地域なので、ここを整理してオリンピック会場というのも、
まあ、しょうがないかなと当時は考えていました。父のお墓があったら、
また違った考え方になっていたんでしょうけど。

平和公園については
「あれは名古屋空港に降りていく飛行機が非常時に着陸するためのスペースだ」
という怪しい都市伝説がありまして、
いやいや、まさかそんなこともないだろうと思うのですが、
ある晴れた日に、父親の墓に一人で墓参りに行きまして、
ぼんやり空を見上げながら「昼なに食べようか」なんて考えていたのですが、
そこに旅客機が、銀色の腹を見せながら上空を通過していきました。
名古屋空港は名古屋のすぐ北にありますので、
千種区のあたりは旅客機がものすごい低空で滑空していくのです。
で、もろに平和公園の上空を滑り降りて行ったので、
都市伝説になるのも仕方がないなと笑ったわけです。


さて、
青少年公園と平和公園は、当時からオリンピックに活用されると聞いていたのですが、
あと一か所、三菱の工場跡地がひょっとしたらそうだったかもしれない。
なにせ、自分の住んでいた町の北側が、まるっと一町分の空き地だったのです。

僕は子供の頃、自転車に乗ってその空き地の向こう側まで遊びに行ったのですが、
延々とまっすぐな道路が続くさまは異常で、
なんでこの土地を使わないのだろうとずっと疑問だったのです。
オリンピックで使うために空けてあったのかなと、今なら考えますけど。

その後、名古屋がオリンピック開催地から落選して、
十年以上たってからその場所に巨大なドーム球場が作られました。
ナゴヤドームです。
自分は何もない原野の状態をよく覚えているので、
野球の中継でドームの映像を見るたび、お前ずいぶん立派になったよなと、
しみじみ思います。

何年か前に東京の晴海ふ頭に行ったとき、
あの辺に東京オリンピック用の広大な用地があるのですが、
そこを見たときも、ナゴヤドームの以前の姿を思い出して、ちょっと懐かしかったです。

P1010805
     五年くらい前の写真だと思う。

東京オリンピックには原発問題と汚染水排出問題など、
まだまだ解決しなくてはならない難問が多く残っているのですが、
考えようによっては、世界中から注目されるから、
国も真剣にこれに取り組まざるを得ないわけで、
それは楽観論かもしれないけど、オリンピックが東京で良かったと思います。

マドリードやイスタンブールも、開催されれば面白かったはずで、
名古屋が長くオリンピックショックを引きずったことを考えるにつけ、
それぞれの国の落胆の大きさもわかってしまうのですが、
だからいっそう、東京オリンピックには頑張ってほしいと思うのです。

漫画にとっては逆風かもしれないけれど。(成人規制とか)

追記。文中で青少年公園と連呼していますが、
僕が子供の頃は青少年公園と言えば緑に囲まれた巨大なサイクリングコースのある、
娯楽施設として名古屋では超有名な場所で、
小学生の頃はレンタル自転車で友達とくるくる走り回ったものです。
その青少年公園も、愛知万博のために一度閉園し、
万博後は愛・地球博記念公園と言う名前に変わっているようです。


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