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2015年3月

2015年3月19日 (木)

プチ旅行 その3

前回の続き。

花輪線の終着駅が秋田県の大館になります。
ここで奥羽本線に乗り換え、弘前に向かいます。

P1080756

貨物列車が止まってました。
ここで名古屋の友人が盛岡の時刻表ヲタの友人に、
「貨物って、お前にとってどんな感じ?」
と、質問した。
何やら、哲学的というか、禅問答のような問いかけなのだけど、
これに対して盛岡の友人は、ただ一言、

「長い」

と答えた。
なんか妙に感心したのでここに書いときます。
実際、貨物列車ってなかなか最後尾にならないもんな。

Wan

ちょいと途中下車。駅前にハチ公の像がありました。
渋谷のあの「忠犬ハチ公」の生誕地だそうです。

P1080763

P1080764

名古屋の友人は、嬉々としてここから顔を出して写真を撮らせてました。
このあと、この手のものに何度か遭遇することになるのですが、
その度、写真を撮ってます。

僕も岩手の友人も、写真に撮られるのが苦手なのですが、
写真を撮るのは楽しいので、笑いながら撮ってました。

北斗星にやまもりさんと乗ったときも思ったのだけど、
自分の写真を嬉々として撮りたがる方は、人生をすごく楽しんでる人です。
いや、まあ僕も楽しんでるのだけど、
「無邪気に楽しむ」という境地まではいっておりません。
どこか傍観者というか、旅人になって世の中を見ている。

だから、名古屋の友人の「人生楽しんでっるぜ」って感じが、
ときどき無性にうらやましくなります。
だいたい、この旅行を企画して私らを引っ張ってきたのも彼なわけだし。

奥羽本線を進むことしばし、進行方向左手に岩木山が見えてきます。
そこをボーっと眺めていたら、目の前にピンクのワニが飛び込んできた。
「大鰐温泉」です。

ここは弘南鉄道の大鰐駅と併設されているので、昨年の八月に取材で来たことがあります。
その時、ピンクのワニもしっかり撮ってたりして。

P1060226

岩手の友人に「かわすみ、弘南鉄道だぞ」
と言われ、すかさず一枚。

P1080776

冬の弘南鉄道も見たかったな。

しばらくして列車は弘前駅に到着します。

ここで、巡回のバスに乗って、弘前城に向かいます。
夏にも見ていますが、やっぱ北国のお城だけあって、雪化粧が映える映える。

P1080808

お堀が工事中で、岩手の友人曰く、
「桜を一度撤去するから、今年の桜はちょっとこじんまりするかも」
とのこと。

天守閣の先に見晴らしのいいところがあって、
そこから岩木山がきれいに見えました。

P1080820

P1080821

このあと、天守の前で三人で記念写真を撮りました。
さっそく、名古屋の友人がラインで発信したところ、
すぐに「各方面」から返信が届きました。

岩手の友人が「誰だそのオッサン」攻撃を浴びていた。

大学時代からはや四半世紀、みんな大人になっちまったのさ。

続く。

第一回へ。

2015年3月18日 (水)

プチ旅行 その2

前回の続き。

今回のプチ旅行を計画したのは名古屋の友人で、
「津軽鉄道に行きたい」
と考えたのがそもそもの発端。

普段は一人旅が多いそうなのだけど、
「ついでだから同窓会にしてしまえ」
と思いつき、
岩手の鉄ヲタ氏と、東京の漫画家に声をかけたそうな。

盛岡到着が早朝の六時ごろ。

P1080639

わんこそばのゆるキャラ。

ここから弘前に向かうために、JR花輪線にアクセスする列車に乗ります。
「青春18きっぷ」を名古屋の友人が購入してくださったので、
これを三人で割ります。

盛岡から好摩までは「いわて銀河鉄道」の管理する区間……でいいのかな。
この区間の切符は購入。

「いわて銀河鉄道」のホームから出発します。

途中、もう一人の岩手在住の友人と合流しまして、
野郎三人旅になりました。
僕以外の二人はガチの鉄ヲタです。

もう一度繰り返します。ガチの鉄ヲタです。

岩手の友人は、合流後もずっと時刻表を手にしていました。
「四国の鉄道で……」
なんて話が飛び出すと、慣れた手つきでページをめくります。
家には400冊以上の時刻表があるそうです。
なんか、最近そんな漫画を描いたような気がします。

しばらくすると岩手山が見えてきました。

P1080665_2

「あれが岩手山だ」
と指差す岩手在住。
うん、たしかにきれいな山だ。
下手くそな写真じゃわからないけど、なんか朝の光に輝いていました。

コンビニで買ったパンを食べる。
ふと思い出して、
「そういえば昔、笑神様で岩手のおいしいパン屋を紹介してたんだけど」
と話を向けてみる。
「学校にも納入してるらしいよ」
「福田パンだ。わしも今朝食ってきたばっかだがね」
とのこと

なんかおいしそうだったから、いつか食べてみたいとずっと思ってたのだ。
今回はそのチャンスだったのだけど、結局食べれなかったです。

以下、車窓からの風景。

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P1080735

あんまりメルヘンなんで、ずっと写真を撮ってました。

続く。

最初のページ

2015年3月17日 (火)

プチ旅行 その1

夜行バスに乗りました。

名古屋の友達に「旅をしようぜ」と誘われて、
「締め切りまで時間もあるし、いいか」
と思い、軽い気持ちで承諾したのです。

僕は名古屋出身なので、交通環境にはとても恵まれていました。

実家の近くに名古屋市営地下鉄の東山線が走っていましたし、
そこから名古屋駅に行けば、東京でも大阪でも簡単に行くことが出来た。
子供の頃はそれが当たり前だと思っていたのですが、
歳を重ねると、これがアドバンテージでもなんでもなかったとわかりました。

便利すぎて旅という体験が、どうしても不足してしまうのです。

このことは今回の夜行バスで名古屋の友達とも話したのですが、
名古屋人というのは、名古屋だけで満足してしまいがちなのです。

上京する前の僕もそうだったのですが、
名古屋はそれなりに大きな都会ですし、大きなイベントもあり、
「名古屋に住んどれば、わざわざ東京に行かんでも十分だがね」
と自己満足してしまいがちなのです。

ですから、名古屋人には大都市への強烈な憧れが希薄だったりします。

「都会的なもの」への憧れが、文化を育てるとしたら、
少なくとも僕には、都会への憧れというのはありません。

「名古屋人は『井の中の蛙、大海を知らず』だがね」

と、その名古屋の友人はいっておりましたが、まさにその通りで、
自分が「都会人より洗練されていない」という事実をなかなか認めないために、
自分を磨こうという努力が、おざなりになってしまう。

これは不幸なことではないだろうか。

P1080916

唐突に津軽鉄道の深郷田駅です。
今回の旅行でのスナップ。
沿線の方、御免なさい。

コンプレックスは若い頃には厄介に思える感情なのですが、
漫画とか、クリエイティブな仕事をしようとするなら、
それが発想の泉になる、とても大切なものなのです。

コンプレックスは文化の母体となるものです。
「自分が劣っている」
という思い込みが、それを突き破ろうとする強烈な意志を生み出します。
……コンプレックスに負けてしまう人も多いですけど、
それでも、コンプレックスに向かい合う体験といういうのは、
お金を払ってでも手に入れるべき、価値ある物だと僕は思います。
だって、僕の見たクリエイティブな人たちって、
みんなコンプレックスの塊みたいな方が多かったから。

社会的な成功者が地方出身者に多いのも、このへんに原因があるのかもしれません。

あくまで「そういう傾向がある」という話なのですが、
名古屋人はコンプレックスと向かい合うのが下手くそみたいです。

 2

ですから、逆に、そういう地方の方にこそ、僕はコンプレックスを持ちたい。
「都会まで二時間も電車にゆられる」
とか、めっちゃコンプレックスです。僕は地下鉄で10分ちょっとです。
「海外のアーティストのライブが見れない」
とか、たまりません。
愛知県体育館まで行けばボンジョビ来てました。

ああ、めっちゃコンプレックスだわ。

とまあ、そんな「なんちゃってコンプレックス」を抱いた僕は、
「先に盛岡まではやぶさで行ってホテルに一泊したら?」
という友人の勧めをも投げ打って、
あえて深夜の高速バスに乗ることにしたのです。

夜の九時の約束で東京駅八重洲口前で落ち合います。

バス乗り場は鍛冶橋だったのですが、
まわりは旅行鞄をコロコロさせる若い女の子とか、
当世風の男の子ばかりで、おじさんはちょっとたじろいだ。

高速バスの魅力は、その安さにあるそうで、
新幹線の路線延長とともに在来の路線が第三セクター化するなど、
鉄道の旅が「洗練」されていく中、
旅を求める学生層の強い味方になっているみたいです。

持込みの荷物は一個までで、そのサイズにも規定があり、
「飛行機みたいだな」
とちょっと思ったのですが、
「これから旅にでるぞ」
って感じは、新幹線より大きいです。

P1080609

規定外の荷物は、バスの下に収納するのはご存じのとおり、
長距離だと交代の運転手さんがこの隣のスペースで寝ていたりするのですが、
子供の頃それをテレビで知った僕は、
「なんか怖い」
と、素直に思った。

バスの中は、
「女の子が前の方で野郎が後」
だそうです。トラブル発生を予防するためと思われますが、ロマンスは生まれない。

おっさん二人組は一番後ろのシートでした。

夜行バスなのでカーテンは閉め切り。
発車五分後には電気が消されるので、
寝る以外にやることがないです。

お喋りしている若者もいましたが、
「うるさいぞ」
という他の乗客の一喝で黙り込んでしまいました。

すごく逆説的ですが、僕のイメージする旅は不便さを乗り越えたところにあるので、
「ええなぁ」
と一人で悦にいってました。

二時間おきくらいにサービスエリアに停車します。
旅慣れているのか、若者はあんまり降りませんでしたが、
おっさん二人は嬉々として仙台土産を冷かしていました。

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明け方、盛岡駅に到着。

青森へと走り去るバスを見送りました。

P1080632

新幹線に比べれば、時間はかかりますし、
揺れも半端ないですが、
「旅をしてるんだ」
という感じは大きいなぁと思いました。

たぶん、続きます

2015年3月12日 (木)

「鉄子の育て方」告知

久しぶりにブログ更新。
本当は今描いてる漫画についていろいろ書きたいのだけど、
昔、知り合いで「作者は作品を語ってはいけない!」
と言ってる人がいまして、もう25年も前の話なんだけど、
自分が描いたものについて語るのは、なかなか恥ずかしかったりもします。
……うん、久しぶりにキーを叩いたらミスタッチしまくりだ。

ドラマ版「鉄子の育て方」の告知です。
メ~テレさんで再編集版の新しいのが放送されるとのことです。
それと、テレビ大阪でついに放送決定!

以下、引用。

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼


3月20日(金)メ~テレ(名古屋テレビ)で1時44分~放送の2時間特番を放送します。

「鉄子の育て方 スペシャル~レジェンド鉄オタ暴走篇~」

↓(メーテレサイト)
http://www.nagoyatv.com/tetsuko/special.html

今回は、ハイブリッドキャストという新しいデータ放送をやります。
スマホにアプリをダウンロードするとスマホがテレビの端末になる感じです?
(うまく説明できませんが)
ドラマの放送中にTwitterでハッシュタグ「#鉄子ドラマ」を付けてつぶやくと、
ハイブリッドキャスト対応テレビで、貴方のツイートが紹介されるかも!
リアルタイムでドラマの感想を大募集します!



テレビ大阪での放送が決まりました。

4月7日(火)スタート

毎週火曜25:35~放送 

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せっかくなので一番新しい時刻表編について語ってみます。

月刊ヤングマガジン誌上に掲載された「鉄子の育て方」第12話。
昨年の暮れに静岡の岳南鉄道を取材させていただいた折、
原案のやまもりさんが「時刻表編やりましょう!」
と、いつものように満面の笑みを浮かべて提案なさったのです。

この頃はドラマのエピソードからは離れて、ほとんどオリジナル展開なのですが、
基本的なアイデアは原案のやまもりさんが提供してくださっているものです。

それで、12月の末には「こんなお話」というアイデアをいただいたのですが、
一か所だけ、すごく納得のいかないところがあった。

「時刻表子ってなんですか」

担当さまは「え?」って感じで、
「今回は完全に架空のキャラクターだし、とりあえず仮の名前じゃないのかな」

「時刻表子じゃ駄目です!これじゃ描けません!」

「えーーーーー」
って感じで、年末のクソ忙しいさなかに、新しい名前を
やまもりさんに考えていただきました。

「安中榛名ってやまもりさんがつけてくださいましたけど……また駅名ですね」
「榛名……いい名前ですね!この子はきっと美人に違いありません!」
「……そうなの?」
「黒髪のロングヘアーで、背のすらっとした美人さんです!」
「……」

というわけで、なんとなく二郷あずささんの学生時代の話がやりたかったので、
同じ大学の出身、という設定になり、
それなら、ミスコンに出るんじゃないの?となって、

「二郷あずさ、ミスコン不戦勝の屈辱」

という導入部になりました。

時刻表対決のネタは、やまもりさんが作ってくださったもので、
「かなり大変でしたよー」
とのことです。

それで、北斗星で女二人がデュエットに乗る、というオチになったのですが、
担当さんの、
「じゃあ、次は北斗星ですね」
の声で、次の回は北斗星のお話に決定しました。

御存じのとおり、北斗星は3月で定期運行が終了となります。
当然、チケットの入手は難しかったみたいですが、
原案のやまもりさんがデュエットを押さえてくださいました。

で、乗ってきましたよ、北斗星!

ということで、取材日がちょうど札幌雪祭りの最終日だったので、
何枚か写真を撮って来ました。
……この同じ時刻、原案のやまもりさんは、北海道の原野で鉄道写真を撮っていたそうです。
人間のあり方として正しいのはやまもりさんだと思います。

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でけぇ。

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レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐……嘘。

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なんだか北海道っぽい。

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野生の味?昔、イノシシを食べたときの歯ごたえを思い出しました。
食べた後、串をどこに捨てていいかわからず、
地面はつるつる滑るし、子供にでも刺したら洒落にならんと思い、
ずっと胸に抱え込んで歩いてました。
お昼どうしようかと思ってたけど、屋台を巡り歩いているうちに
お腹がいっぱいになってしまった。味噌ラーメンおいしかった。

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当日のお昼の気温は2℃。最終日という事もあって、
ところどころで崩壊が起こってました。

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そんなわけで、一番見たかったスターウオーズも、
ストーム・トルーパーの上のあたりが撤去されています。

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あと雪ミク。

以上です。20日発売の月刊ヤングマガジンを、よろしくお願いします。




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