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2018年11月24日 (土)

中二病的悪魔の数字

ちょっと今やってる原稿の話で、
「666」という数字の話があったので、昭和世代の自分はごく当たり前に、
「不吉な数字」としてこれを演出したのだけど、
担当さん曰く、
「いやいや、今の子にとって666は普通のゾロ目ってだけなんですよ」
と言われ、

「なんですと!」

と驚愕したのだった。

「マジっすか」
「マジです。だからオドロオドロしい背景効果はおかしいですし、悪魔もいりません」
「マジっすか……」
「マジです」

僕がネームを切る時頭にあったのは、ビグザムの上で銃器を撃ちまくるドズル中将で、
「やらせはせん、やらせはせんぞぉーーー!」
と叫ぶ時の背景に浮かび上がった「ジオンの亡霊」みたいなのが描いてあった。

以後、電話越しに「666」の話題が続く。
「僕らの世代にとってはあれ、悪魔の数字なんだけど、今は違うんですか」
「残念ながら……あれ、元ネタはホラー映画でしたっけ?」
「七十年代のホラー映画ですね。オーメンてやつです」
「ああ、オーメンですね、オーメン、オーメン」
「悪魔の血を引くダミアン少年の頭に、666の痣があったんです」

なんせ、こちとらノストラダムスの大予言ブームの真っただ中を生きているので、
この手の中二病的話題には事欠かない。思わず、
「バーコードには666の数字が隠されている」
というネタも披露しそうになったけど、なんとか踏みとどまった。
今となっては笑い話だけど、ノストラダムス以前は、
その手のオカルトネタを半分くらいは信じていた。
1999年には空から大魔王が降ってきて、
その後、大統領となったキリスト・マトレイユがハルマゲドンを起こすのだ。

「その手の世紀末ネタって、今の子はまったく知りませんからね」
「そうなんだ……」
「666も、ゾロ目で縁起のいい数字なんですよ」
「ヤクザの車のナンバーが××××みたいなもんですね」
「なんですか、それ?」
「まあ、昭和の俗説みたいなもんですよ」

ということで、その場面は縁起のいい数字を引いた、という演出に変更されました。
まったく、昭和世代は時代遅れというか、
いや、知識が豊富すぎて、若いもんのレベルに合わせにゃならんから大変だなーなんて、
負け惜しみを言ってみるのでした。

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